「こんなクロス、張ってみたいな~」
なんて呟いてみれば・・・
いや、念じてみれば。
続く時は続くもんです。
今度はウイリアム・モリス。
今回のお仕事の依頼は、大昔、私が内装屋の営業兼現場管理の
仕事をしてた、サラリーマン時代の先輩からの
ものでした。
その先輩、今ではカーテン工事のスペシャリストとして活躍してます。
未だに、私も何度も助けてもらってます。
もちろんヤマ美連合のメンバーの一人。
そんな先輩からのお仕事。
楽しませて頂いて、ありがとうございます。
まずは柄をチェックして、頭の位置を
決めて。
左右の割振りを考える柄でもなさそう。
そうそう。
巻きが細くて、クロスの芯棒通らないね。
一応、他の棒も用意してたけど、テンション棒
に通りそう。
今日はこれで行きましょう(笑)
マンションなので、あちこち梁がいっぱい。
ここは一枚物で張って、通りをスッキリ見せたい・・かな。
梁と入り隅も一枚で巻けば、綺麗に見える・・と思う。
こっちの赤いのはどうだろう?
二段の梁と入り隅を、一枚物で巻いてみたけど。
一番上の梁は、壁と柄を揃えるべきだったか?
梁底と二番目の梁と柄が狂っても、その方が綺麗だった?
基本的に人が立った姿勢で、目線の位置を大事にしますが、和室なら完全に
座った時の目線。 この部屋だとリビングなので、ソファに座った時に見上げたらどう見えるか・・・とか。
今回は、見上げたら、梁が全部柄が通ってたら綺麗だろうな~って
考えての施工です。
物理的に全ての柄が合うわけじゃないので、どこを優先してどこを
捨てるか。
まだまだ迷いながら、考えながらの施工です。
輸入クロスの場合、基本的に柄の割り付けと、巾が52~3cmなのでジョイント
位置とかを、張り出す前によ~く考えないと・・・ですよね。
結局、張り上がった時の全体をイメージ
出来ないとダメなんでしょう。
輸入クロスの難しくて面白い所です(笑)
千織も難しい所を任されて、経験値UP!
色と柄に圧倒されます。
普通では、あまりこんなクロス張る事ないので
勉強になるし、とっても楽しい。
忘れてた訳じゃありませんが・・
我が相棒の加藤君。
汗ビッショリになって、狭い所で頑張ってます。
どの現場も、それぞれ難しさや困難な事もあります。
時には理不尽な事も(笑)
でも、どんな現場でも、綺麗に仕上がったら、それで気分は爽快!
クロス屋は、やっぱりこれに尽きるね。
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