先日、東京内装仕上技能士会による検定試験対策の練習会が行われました。
その前に、技能士会の若手を集めて、
指導法研究会を実施する予定でしたが、緊急事態宣言が延長された事で急遽中止。
今回、指導員は理事数名。
受講生は技能士会の準会員。
準会員とは、2級技能士。
もしくは1級技能士の資格取得を目指して頑張ってる人。
そして一般から2名。
数日前から材料や資料、検定台等の準備をして、この日に備えます。
こんな苦労を敢えてするのも、一人でも多く友達が欲しい、仲間を増やしたい。
その一心ですね。
今回は、埼玉・神奈川・多摩と、色んな地域の検定対策講習会を見学させて
頂いた上での我々の講習会。
他所の素晴らしい所を取り入れて・・・と思っていましたが、それをするには、少し時間が掛かる。
勉強してきた事を反映させるのは、自分でも研究が必要なので、少し先の事になりそう。
作業の仕方だけでなく、運営の仕方や指導方法も。
教え方一つでも、どんな言葉で伝えたら解りやすいか?
受講生が作業してるのを横入りして、カッターや道具を取り上げて、いきなりやってみせたり。
本人が集中してる所を横からいきなり話しかけたり・・・
やっちゃいけない事ですが、やり勝ちです。
熱心に指導したいと思えばこそ・・ですが、見守る事も必要。
ある程度は失敗も大事。
もっと練習会の回数があれば、色んなやり方が出来るけど、限られた時間の中で
正しい指導をするには、余程スタッフ全員が勉強して考えを統一する必要があると思います。
で、今回も色々行き届かない所もあったと思うし、受講生にしても満足いかない点もあったと思います。
毎回、思考錯誤ですが、少しづつでも進化していけるように頑張ります。
今回の練習会は、東京内装仕上技能士会の賛助会員さんであり、いつも色んな面で
ご協力頂いているヤヨイ化学販売さんの本社ビルの1室をお借りして行われました。
武田部長さんには、いつもお世話になっております。
我々技能士の事を、親身になって考えてくれてます。
この日も日曜日だと言うのに、わざわざ出勤して頂き
最後までお付き合いしてくれました。
感謝・感謝・・・です。
さて、脱線しましたが、今回の講習会でもそう。
毎回気になる点は、道具の事とか審査基準とか。
技能精査なら、この技術を習得してないとダメ! って分かりやすく公表して欲しい。
1800mmの直線を切るにも切り方がある。
簡単に切る事も出来るし、難しく切る事だって出来ます。
わざわざ難しい方法でやる必要がある?
審査する側からしたら、何を見たいの?
そこが判らないから教えるのも難しい。
競技大会のように、100点満点を目指して細部まで徹底して極めるのか。
とにかく合格ラインまで引き上げる。 多少の事は目をつぶって、時間内に完成させる。
その人の考え方や、レベルにもよりますが、採点基準が分からないってのは、やり難いよね~
何となくやってたら、そりゃ何となく出来ますよ・・
でもね。
色々勉強して見て回り、自分達も練習会をやってみて・・・
考える事、やるべき事が定まって来た気がする。
これから、やりますよ。
みんなで一緒に(笑)
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