まずは道具の確認から。
この検定試験。
東京では「東京表具経師内装文化協会」が仕切ってます。
全てを決めて実施するのはココ。
技能士会は一切関与していない。
なので細かい事、道具もそう。 採点の基準やルール等、解らない事だらけ。
で、厄介な事に毎年微妙に変わる事がある。
なので、この道具の確認は大事なんです。
私が壁装の一級技能士を取得したのが、平成17年。
今から17年前。
そりゃ、当時からしたら色んな事が変わってて不思議はない。
最新の情報を得る一番の方法は、去年の受験者、合格者に聞く事。
今回、昨年合格した2名の会員にも参加してもらい、細かい事まで
教えてもらいます。
道具に関して言えば、「使用工具一覧表」に書いてある事が全て・・・のはずだけど。
実際スポンジは表記してないけど、去年は使用してた。いや毎年使ってて問題無かった。
でも書いてないから、使ってる人は少し減点されてるとか?
パテべらの所にゴムべらでも良いって書いてある。
ゴムべらで糊を練っても良いのか?
裁ち定規に取っ手付きはあり?
この試験問題に、寸法や注意点等を記入して持ち込んでもいいの?
その他色々、疑問点は沢山ある。
なので、検定試験研究会の最初に、まずはこの辺を
整理します。
国家試験なのに他県と違う点もある。
全国共通じゃないの?
決して批判しようと言う訳じゃありません。
いや、してるな(笑)
でも、これがルールなら、そのルールの中で対応するのみ!
上記の道具について、我々なりの結論は出してます。
でもそれは「東京内装仕上技能士会」としての判断なので、我々の検定練習会に
参加される方にお話ししましょう。
間違いがあっても責任負えないのでね(笑)
道具の確認が終わって、いよいよ作業手順、施工方法の検証に入ります。
と、その前に丸まった鳥の子の巻き戻しと、
袋の折り皺の伸ばし方。
それから糊の練り方。
一般のクロス屋さんからすれば、馴染みの無い作業。
ここから行きます。
作業開始の合図が鳴って、最初の作業は・・・
まずはパテを一発。
でもその前に、パテする横板の周りにマスキングテープを貼って養生ですね。
この辺も細かくやってみる。
何だか長くなっちゃったね。
続きは、また明日にしますね。
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