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執筆者の写真Yamazaki Yutaka

和紙を張る

更新日:2021年9月22日


先日、技能士会の仲間・丸ちゃんの現場に応援に行って来ました。

丸ちゃんは技能士会の会計。

一番面倒な役職ですね。

私も以前、会計やった事ありましたが、あまりに面倒なので

一年ぐらいで直ぐに辞めさせてもらいました(笑)

私が一番苦手な役割でね・・・


それから応援に呼ばれたのは、やはり同じ技能士会の大竹さん。


大竹さんは技能士会で、現在専務理事と事務局を務める、

技能士会一の理論派。

経験豊富で色んな材料を扱った事がある。

特殊材料にも強い。

それぞれ、紙や織物や・・・ビニールにしても。 

材料によって色んな特色がありますが、これまで数々の修羅場を

潜り抜けて来て、その知識はとても広い。


そんな大竹さんが応援に呼ばれてると言う事は・・・

これは、簡単な現場じゃない・・・って事は明らか。


で、内容は。

都内某店舗の壁に和紙を張る。


「ろくた紙」という紙だそうです。

紙のサイズは、約750×500。

面白そうですね(笑)


事前の情報では、その店舗。 地下1階。

当然窓は無くて、かなり暑いらしい。







「空調服あった方が、いくらか楽ですよ」って事で、

あまり空調服好きじゃないんですが

久し振りに引っ張り出して充電します。


当日朝、集合して作戦立てます。


無地の紙と、写真のように縦に目地が通ってるのと2種類。


縦に目地が通ってるのは、この線は通さなきゃおかしいしね。


基本右上前で、奇麗に割り振りして。


重ねは10mmでいいね。


慎重に割り振りします。 これ、大事な所ね。

張り出す前の作業、大事です。




















現在、表具を勉強中の大竹さんが丸包丁でカット。













準備出来たら、ドンドン張り進めて行きます。

でも、材料のカネが狂ってて中々墨出しした通りには行きません。


まあ、それもこの自然素材の「味」って事で。



奇麗に仕上がったんじゃないかな(笑)


普段はやっぱりビニールクロスを張る事が多いけど、こんな仕事も面白い。


それに、いつもの気の合った仲間と一緒に仕事出来るのは、楽しいよね。

暑かったけど、楽しかった(笑)










丸ちゃん、大竹さん、ありがとう。

また声掛けてちょうだいね。

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