職業訓練校12期生が、いよいよ卒業となりました。
23日、壁装の最後の授業が行われ、授業後にお別れの挨拶。
これ、毎回恒例となってます。
以前、10期生の卒業の時には、ちょっと感極まって涙を流した事もある。
色々、そのクラスによって思い入れもあるので、そんな事も
あるんですよ。
でもね~ さすがに涙流したなんてのはカッコ悪いし、反省しました。
生徒からしたら、ポカ~ン? ですよね(笑)
6ヶ月間。
たかだか20数回の授業で顔合わせるだけなのに、そこまで熱くなられたら
却って引くよね(笑)
なので、前回11期からは極めて簡潔に、サラッとお別れする事にしてます。
でもね。
最初、上手く出来なくて戸惑ってる生徒が、毎回一生懸命頑張って
だんだん出来るようになっていく。
そんな様子は、我々からしたら凄く嬉しいですよ。
感慨深いものがある。
元々この学校に入って来る生徒は、みんな多少なりとも器用だったり、
こういう手作業には自信のある人ばかり。
それが思ってた以上に難しくて、なかなか上手く出来ない。
落ち込んだり、自身失くしてる様子がよく解る。
これを職業にしようと思う人が通う学校だから、もちろん甘く考えて
もらっては困る。
現実を知ってもらう事も、もちろん大事。
だけど、やっぱり楽しんで欲しい。
難しいし疲れるし、大変だけど・・・ でも楽しい。
そんな学校生活であって欲しいね。
今迄、訓練校の実習室という、ちっぽけな空間で作業してきて、
上手く出来たとか出来なかったとか小さい事ですよ。
これから広い世界に飛び出して・・・
まあ、高齢者校なので飛び出して・・と言うより、元の世界に戻ると言うか
現実世界に帰って行く感じかな?
半年間のブランクから抜けて、上手く社会復帰しないとね。
そう。
広い世界で躍動してください。
実習室では分からない、実戦の場でしか身に付かないことが沢山ある。
百も承知でしょうが、可愛い教え子達に伝えたいね。
甘い世界じゃない。辛い事もいっぱいあるでしょ。
頑張れ!
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