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執筆者の写真Yamazaki Yutaka

フリース壁紙 PartⅠ

更新日:2020年10月23日

今回の現場。

以前、縁あって初めて施工させて頂いた工務店さんから2度目のご依頼で、

某ハウスメーカーさんのモデルハウス。


平屋建てで㎡数はそれ程でもないけど、全面フリース壁紙。

講習会や勉強会では何度もやってますが、家一棟丸々フリースを張るのは

正直初めてです。


日程的に、当社の社員を動員出来ず、とても間に合わないので、

今回は技能士会の仲間に応援を頼みました。


東京内装仕上技能士会のクロス博士・埒見さん。 

経験豊富、知識も豊富。 人脈も豊富なので情報量も豊富。

私も今まで彼から色んな事を教わってきました。 

非常に頼りになる存在です。

ただ、少し口が悪い・・・(苦笑) 

ズバズバ物を言うので、以前はよく衝突もしました。

でも、現場で色んな話、技術論、糊パテ、道具。 

材料の性質等々、深~い話が出来るのも彼と一緒に仕事する楽しみでもあります。


そして応援に頼んだ、もう一人は神奈川技能士会の多久和君。

今まで、それ程親交は無かったのですが、先月仲間の応援に行った時、

たまたま一緒になって、今回、お願いしてみました。

もちろん、以前から知った存在ではありました。

ジェイシフ関東大会で優勝して、「もっと大きな大会を目指します」って挨拶した超大物。

そして去年の技能グランプリでは、初出場ながら見事に敢闘賞を受賞した凄腕。


この頼りになる2人で乗り込んでまいりました今回の現場。

クロスと糊は元請けさんからの支給です。


フリースと言う事で、今回最も心配したのは「糊」です。 

支給された物を使うので猶更。

と言うのも、フリース糊って、くっつかないんですよね~

角が巻けない、天井が落ちてくる。 

ジョイントが決まらない・・・


今まで、そんな糊が多かったのでちょっと心配。

で、支給された糊というのがウォールボンド工業さんのFウォール。





早速、現場からウォールボンドの市川さんに

TELして、色々取材。


「絶対、自信あるからっ!」

って言われて安心して作業にかかります。









でもね。 通常の糊量だと厳しいですね。 いつもの1.5倍ぐらい。

最初、いつも通りの糊量で天井を張ってみたら、ちょっと厳しい。



なので糊量増やして、

尚且つ全面シーラー塗る事にしました。

ボードに糊を取られないように。 

念のため。


万全を期して手間を掛けてます。











でも、さすがに効果絶大。 

これなら絶対大丈夫!!


難関だった、この吹き抜けの勾配天井。














ここを無事クリア!


さあ後は壁を攻めていきます。



頼もしい仲間と楽しみながらの仕事。

ありがたいですね。 

感謝感謝・・・です。



この現場、糊メーカーさんだけでなく

クロスメーカーさんとの絡みもあって

色々と面白い話ができたので、次に続く・・・






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クロス・床・襖のご相談はて

有限会社ヤマザキ美装

東京都足立区元木南町20-9

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