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執筆者の写真Yamazaki Yutaka

グランプリ練習

11月頭に行われるはずだった、広島フェス。

私も参加する予定でしたが、コロナ禍で中止。


中国技能士会として、代わりにグランプリ練習会をやることになりました。

これに、私も参加します。


取り敢えず、今でもやれる事は実演でも何でもします。

その他アドバイス出来る事は何でも。


でも、もう4年近くやってないので物凄く不安・・・

あの頃書き溜めたグランプリのレシピもあるので、それを見返して確認。

広島まで行って練習会やるけど、もちろん地元の仲間にも練習会やってやらないといけない。


なので、一通り思い出しながら一度、自分でやってみることにしました。




まず袋掛け。


色々やり方ありますが、私の場合、

ちょっと特殊なので何度か練習しないと出来ない(汗)


まあ、これはお勧めしないので、

皆さん自分のやりやすい方法がいいでしょう。









鳥の子・・通称風車。 


こいつは今、糊入れしてラッピングしてから

裁断が主流のようですが、

私、そのラッピングが苦手で

やった事ありません。


なので非常に原始的。 

紙の伸びしろ計算して、その分短めに裁断。


この風車。 

それぞれの接点となる部分の精度が勝負。

ほんの触れるか触れないかのギリギリが、

一番奇麗に見える。

それだと、ラッピングは厳しいのかな・・・

と思ってます。


今回、久し振りにやってみましたが、この台その物が狂っててなかなか上手くいかない(笑)


何度もグランプリ練習したし、検定練習に使ったりで大分傷んでる。

でも、引いたり縮めたりで何とかカッコつけました。

かなりの時間ロス。




織物クロスは、

ここ数年、毎回材料が変わってて、

その都度やり方も変わってきます。


今回、どんな材料になるか分からないので

前回神戸大会の物でやってみました。


基本的に割り振りの位置と、

ジョイントの精度が問題。


割り振りに関しては、それ程、選択の余地はないので、割とオーソドックスに。


ただ、ホントに、このクロス白と黒じゃ

長さが違いますね~

引っ張って伸ばすのに一苦労。 


まあ、毎回そこは同じですが。



そして、切り口がほつれる。 

ホツレ止めもしっかり丁寧にやらないと、奇麗に仕上がらない。


神戸では、皆んな奇麗に仕上げてたので、簡単なラッキーな材料だったのかと思ったてたけど、

こりゃ、結構苦労したでしょうね~

実際、やってみて初めて分かりました。

今度は果たして、どんな材料になるのか?




この面は、ビニールクロスは毎回同じなので

皆んな問題ないでしょう。


ただ、この面もラッピングが主流のようで

私には無理。


ま、私のやり方で、やらせてもらいます(笑)


寸法が当日発表なので、間違いのないように。


化粧粘着シートは、溝の中の重ねた状態でのカットが難しいけど、本来現場では

そんな施工方法ないですしね~ 

まあ、練習して力加減を覚えるしかないですね。





ざっとABC面、軽くやってみました。 みたいな書き方してますが、とんでもない(苦笑)

これ、本番なら何時間オーバーでしょうか?

もう自分が出場することはないので、気楽にやってますが、ホントしんどいですね。


練習会では、私のやり方をやって見せるも良し。

皆さんのを見ながら気が付いた事をアドバイスするでも良し。


4年近く前に、グランプリは引退してる私ですので、どれだけお役に立てるか分かりませんが、

知ってる事は勿体ぶらず、隠しもせずに全部お伝えいたします。


今まで、こんな機会は無かったので、あの時必死に練習して身に付けた事や知識も、

このまま誰に伝える事無く消えていく所でした。

今回、こんな機会を与えてくれた中国技能士会の皆さんに感謝です。


イチローや大谷翔平の活躍で、昔の記録やその選手に光が当たったようなもんです。

私もまた、感謝しつつ楽しませてもらいます(笑)



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