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調合

執筆者の写真: Yamazaki YutakaYamazaki Yutaka

白っぽいクロスなら、いくらでも色の合うコークボンドが

ありますね。

これが今回、微妙なグレーだったんです。

グレーでも、コークボンドは何種類かあります。

でも、このクロスにはどれも全く合わない。


ヤヨイさんでは、クロスに合うコークボンドを作ってくれます。

それこそピッタリに。

でもね。

余程前から準備しないと間に合わない。

注文してから製造して、手元に届くまで2週間ちょっと掛かる。


なのでね。

自分で作ってみました。

以前は結構、そんな事もよくしたもんですが、最近ではあまりやらなくなった。。

作ると言っても、普通のコークボンドを混ぜて、少しペンキを混ぜたりで

いかにも原始的なもんです。

でもこれが馬鹿にならない。



ほら。

何となくいい感じじゃない?


グレーとライトグレー。

白と黒のコークボンド。

それからグレーのペンキをちょこっと用意して。


適当に混ぜ混ぜして、大体近い線には行きます。

でもね、微妙に違うんです。

何かが違う。


そこで、木材色ってやつを混ぜてみる。





するとですね。

艶も消えて、良い感じ。

微妙な感じが整って来ます。


完璧でしょ。


これでいける。 

と思っても、そんなに甘くない。


これが時間が経って、完全に乾くと、また色が変わって濃くなっちゃうんですね~

いわゆる締まるって事。


なのでまた翌日、白を混ぜたりして微調整。

確かに時間掛かります。


コークボンドなんて必要無い。って言う人いるかも知れませんが、やはり入り組んだ造り

だったり、微妙な隙間があったりすれば、これは用意するに越した事はない。

綺麗に仕上げる為には、色んな工夫や準備があるんですね~


その昔、珪藻土クロスのコークボンドを作ろうとして、色はほぼほぼ完璧に出来上がったんですが、

最後にザラザラ感を出そうと、ふいに砂を混ぜて見たら・・・

見事に真っ茶色になって終了~

もうちょっと、少しは考えてから行動しようね・・って言う教訓です。



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