壁装技能検定試験のルールが、少し変更になりました。
課題自体は例年通り。
少し変更。
少しと言えば少し。
されど、それは非常に大きな少し・・・です。
「検定台に直接印を書いてはいけない」って文言が追加されました。
今までは、検定台に寸法を書いてました。
どの面も、色々複雑な寸法が沢山あるので、印を書かないと絶対無理。
鳥の子面は、まだ袋掛けちゃえば袋の上から寸法書けるけど、
布壁紙とビニール壁紙の面は直貼りなので、厳しい。
みんな対処法は考えてるでしょうが、まあマスキングテープを
上手く使うのがいいかなって思います。
普通に現場でも、直に印つけたり墨打ったりってのはしてます。
なのに検定試験では、それはダメってのは違和感あります。
背景には色んな事情があるんでしょうね~
憶測ですが、検定台も毎年使い回していて、印がつけっ放し状態で
実際の試験時に、寸法の確認すら必要ないケースがあるのでは?
鉛筆で印つけても、ベタベタ直貼りしたら、後からとても消せないし。
毎回使い捨てで、検定台を新しく作るのは、とても無理な話。
そう考えれば、これも仕方ないのかって気になります。
1級を目指すクロス屋さんなら、特に問題無く対応出来るでしょうが、
まだ経験の浅い2級を受験する人には、ちょっと厳しいかな。
それでも何でも、我々職人は与えられた条件に従って作業するのみ。
各県で若干ルールが違うとか、審査の基準がどうなの?って疑問が
常にあります。
だけど、それはそれ。
それも、解決しなきゃいけない問題でしょうが、我々の仕事じゃない。
兎に角、ルールに従って、後は練習あるのみ。
受験生の皆さん。 最後の追い込み。
頑張ってください!
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